沈黙に耐えられない人ほどお相手にとって興味のない話ばかりを話し過ぎてしまって『どうも、この人とはあわないなぁ』というい印象になってしまいがちです。
カフェなどで、どちらかが大声でしゃべり倒しているカップルがいたら、まだ関係が浅いはずです。なぜかというと、沈黙に耐えられないので、どちらかがしゃべり倒しているからです。
そんなカップルとは真逆で、大きな声で会話をしなくても、楽しそうに穏やかで雰囲気の良いカップルがいます。相性の良いカップルとは、こんなカップルです。
お見合いをしていて、沈黙が苦手でついつい話し過ぎてしまうという人はどうしたら良いでしょうか?
その場の沈黙が耐えられないという人は、話し続けることで場の雰囲気を悪くしないように気を使います。お相手に対しての気遣いは大切ですが、ただただお相手が興味がなさそうな事であっても話過ぎてしまうくらいなら、話をしないでニコニコと黙っていた方が印象が良いということがあります。
お見合いの場では『言う必要がない事』や『言ってはいけない事』があります。そのばの沈黙に耐えられない人は、沈黙の不安からを『言う必要がない事』や『言ってはいけない事』話してしまいがちです。
お見合いでのお断りの原因のひとつに、会話が盛り上がらずにお断りされるより、どうでもよい話をし過ぎて『この人とは合わないなぁ』と感じられてしまう事の方が多いのです。
お見合いで大切なことは、お相手と心を通わせることです。その場の沈黙が嫌で、お相手が興味があるなしに関わらず、ベラベラと話をし過ぎてしまったり、言ってはいけない事を口走ってしまうことにならないように、ちょっと一呼吸してみましょう。一度、口から出てしまった言葉を引っ込めることはできません。沈黙の時間ができないように、自分から話しすぎるのではなく、お相手が何に興味を持っているのか?何が好きなのか?など、お相手と今よりも少しでも心を通わすことができるように、お相手のお話を聞くことに徹してみてください。自分が話過ぎるより、きっと、より良い関係に発展することでしょう。
マリッジボンド北海道 代表室長 ジョージふじやなぎ