お見合いで初めてお会いする方に、どのように会話を進めたら良いか困ってしまう方が多いです。お見合いで初めて会うお相手を目の前にすると緊張するのは、普通ですし大半の方が緊張します。決して緊張することが良くないことはありません。が、極度に緊張してせっかくの会話の機会を楽しめず、伝えたい事を伝えられなかったり、聞いてみたいことがあったのに聞けなかったという事にならないように準備をしておけば、お互い楽しく充実した時間を過ごすことが出来るでしょう。
会話に困って、お相手が聞きたいかどうかもわからない話をダラダラ続けてしまったり、お相手が盛り上がっていない事にも気づかずに一方的に自分の話をしてしまったりすると、より良い関係にはなりません。伝えたい事を伝えて聞きたいことをちゃんと聞くことが出来たなら良いですよね。
お見合いをする前には『どんな人なんだろう?』『楽しい時間を共有できたら良いなぁ』『お相手に楽しんでもらえるだろうか?』と、期待と緊張を胸に当日を迎えます。緊張する気持ちは置いておいて出会いに対しての期待していた気持ちをストレートに伝えられたら、お相手からの印象はグッと上がります。
お見合いとは、自分はお相手のプロフィールを見て会ってみたいと感じ、お見合いをするという決断をしたということです。ということは、お相手も同じ気持ちを感じて、お見合いに至っているということ。『会いたかったです』というストレートな気持ちを伝えたなら、気分を悪くするお相手はいないはず。だって、人間は自分に好意がある人に対しては悪い気はしない生き物だからです。
第一声を『よろしくお願いします』『お忙しいところありがとうございます』などのフレーズにするのは避けた方が良い。
お見合いはお仕事とは違います。『よろしくお願いします』や『お忙しいところありがとうございます』などは、取引先や会社内での挨拶言葉です。そんなお仕事モードのフレーズではなく、お相手に失礼のないように、でも、すぐに打ち解けられるような気の利いたフレーズを使いたいですよね。
『会いたかったです』『お見合いしてくれて嬉しかったです』『今日までずっと楽しみにしてましたっ』など、伝えるには少しだけ勇気が必要なフレーズは、気持ちがお相手に伝わります。緊張してしまい何を話したら良いかわからなくなってしまう人は、いくつかお相手から聞きたい事を準備しておいて、自分の事についての話題も用意しておきましょう。ある程度、聞きたい事と伝えたい事を準備しておけば、緊張していたとしても固まってしまうことがなくなりますよ。
お見合いでは、第一印象はとっても大切です。挨拶する時に、キョロキョロしてみたり落ち着きがないと最後まで印象が良くならない事になってしまいかねません。事前に話題を準備して、挨拶の時には『楽しみにしてました、会いたかったです』と、ストレートな気持ちを伝える。お互いに貴重な時間を使いベストなタイミングでお見合いをしているはずです。お相手も自分も出会えて良かったと感じられるような時間になるように出来る準備はして、思いっきり楽しんじゃいましょう。せっかくの出会いの機会ですから。
マリッジボンド北海道 代表室長 ジョージふじやなぎ