婚活を始めたばかりでやる気に満ち溢れているのに、なぜか、思う様にいかない人がいたりします。『こんなに頑張っているのにどうして良く思われないの?』『こんなに自分は頑張っているのにお相手は頑張っているように見えない・・・』といった感じです。
自分自身では、一生懸命に頑張っている。見た目も会話もいろいろと自分なりに頑張っているのに、なかなか思うような結果に結びつかない人が多かったりします。自分なりに頑張っているのに、どうして思う様により良い関係になれないのでしょうか?
初めて会うお見合い相手に少しでも良く見られるように、ハリキリ過ぎてしまう人がいます。ハリキル気持ちは大切ですが、ハリキリ過ぎは返って逆効果になってしまうことも。いつも以上に声に力が入ってしまったり、見た目にハリキリ過ぎて普段着ないように服を着てしまったりと、何とも表現しがたい空回りをしてしまうと、残念な結果になりかねないです。お相手が見たい姿は、あなたがハリキル姿ではなく『いつものあなた』なのです。
お見合いは勝ち負けのある試合でもないし、いかに自分の事を伝えるかのアピール合戦の場でもありませんよね。あまり、最初からハリキリ過ぎてしまうと勢いを持続するのが難しく、途中で息切れで退場になってしまいます。勢いは大切ですが、ハリキリ過ぎてしまう人はお見合いで断られると怒ってしまう傾向があったりします。もし、怒った姿や雰囲気をお相手が感じてしまうと、引かれて後ずさりしてしまいます。『自分はこんなに頑張っているのにどうして、わかってくれないの!』と婚活エネルギーを使ってしまい疲れて婚活をストップしてしまいがちです。
今までよりちょっと勇気を出してみたり、勢いをつけることはとっても大切ですが、ハリキリ過ぎは逆効果。結婚相手とはお互いの雰囲気やフィーリングが合うかどうかです。つまり、普段よりハリキリ過ぎたりすると普段通りではなくなってしまう。自分の『いつも通り』をお相手がどう感じるかが大事なのです。
いつもの行動が人の雰囲気を作り出します。普段からしている何気ない事やしぐさに人格が現れます。お見合いだからといってハリキリ過ぎる必要はありません。周りの人対しても普段から丁寧に接していれば、初めてお会いするお見合い相手の方にも、あなたの人柄が伝わります。日頃から、自分がなりたい人柄に少しでも近づけるように意識することで一つ一つの行動が習慣化されて、魅力的な人柄が身に付くものです。何気ない事も、日々意識して生活してみましょうね。
マリッジボンド北海道 代表室長 ジョージふじやなぎ